犬種別の「かかりやすい病気」ビーグル編
「愛想が良く社交的・人間との交流も大好き」
小柄だが、しっかりとした骨格バランスのとれた体つきをしてる安定した人気のあるビーグル!
椎間板ヘルニアを起こしやすいことが有名ですが、それ以外の気をつけておきたい病気もあるので紹介します。
白内障
眼(水晶体)が白濁することで視力障害を起こす病気。
犬の白内障は年齢と共に発症しやすくなりますが、ビーグルでは若いうちから発症することがあります。
白内障が進行した場合は飼い主も水晶体の白濁を確認でき以外に、視力障害によって物にぶつかりやすくなったりするので散歩を嫌がったりします。
最悪視力が失われてしまった場合でも、手術で視力を取り戻すことも可能ですので、
白内障手術を対応可能な施設、手術適応、術後のケアなどについて、かかりつけの獣医師に相談を!
アトピー性皮膚炎
おなか・顔・手足・脇の下の皮膚等に、かゆみや脱毛が見られ、赤く腫れたようになります。
炎症が慢性化すると、黒っぽく色素沈着を起こし、外耳炎を起こすこともよくあります。
完治が難しい病気で、内服薬とこまめなシャンプーで症状を抑え、生涯にわたってつきあっていかなくてはなりません。
真性てんかん(特発性てんかん)
脳に異常がないにも関わらず、神経の異常でけいれん発作などを起こす病気、
また脳の腫瘍や炎症などから起こるけいれん発作。以上含めて「てんかん」と呼びます。
ビーグルでは、脳に異常が見られない「真性てんかん」もしくは「特発性てんかん」と呼ばれる病気が比較的多いです。
真性てんかんの症状として、全身がけいれんし、意識を失い、失禁、よだれなどを起こす全身発作。
顔面の一部分や四肢のみがけいれんする部分発作の場合がありますが、いずれも発作は一時的で、発作後は正常な状態に戻ります。
複数の抗けいれん薬を組み合わせて発作を抑える場合もあれば、
投薬はせずに経過観察をしていく場合あり発作の頻度、重症度によって治療を決めていきます。
完治が困難な病気で、生涯にわたってつきあっていかなくてはなりません。
0コメント