犬種別の「かかりやすい病気」ラブラドールレトリバー編

タフで頑丈そうな大型犬でも体調を崩したり、遺伝的な疾患を発症する場合があります。

ラブラドールレトリバーのかかりやすい病気をご紹介!

悪性腫瘍

実はラブラドールレトリバーは悪性腫瘍ができやすい犬種。

6歳から12歳(シニア期)に多く発症するのが悪性リンパ種という全身性のガン。

皮膚腫瘍も発症の可能性はありますが、ペットとの日頃のスキンシップで早期発見が可能です。

リンパ腫に関しては後ろ足のつけ根や、アゴの下、わきの下などにふくらみ、腹部のふくらみも出てくるのでチェックが必要があります。

体重減少・食欲不振などがみられます。


胃拡張胃捻転症候群

大型の犬種に多くみられる病気。

発症すると落ち着きがなくなり、腹部が急激に膨れ、空嘔吐を繰り返しながら多量のよだれが流れます。

ショック状態に陥るケースもあり、命に関わる疾患です。

食事を急いで食べた後に運動をすることにより、色々な要因が重なり全身の循環不全を起こす病気です。

急いで食べさせたり、大量に食事をあたえたりとうことはNG!

一気に食べられないような食事時の配慮は必要です!また、食べてすぐの運動も控えましょう。


外耳炎

垂れ耳のペットに多い病気

形状的に通気性が悪く、耳垢や湿気が溜まりやすくなっています。耳の衛生状態が良くないと、細菌などが繁殖し炎症を起こします。

しきりに耳を掻く仕草や頭を振る仕草をした際には注意が必要です。

抗生物質の投与や点耳薬で治すことがで、早期発見・早期治療が必須です。

犬用のお耳クリーナーなどで定期的に耳のそうじをすることで予防でき、早期発見できます。

日頃のスキンシップやケアで未然に防げるものも多々ありますので

日々の健康チェックでも欠かさずにペットとの有意義な時間を過ごしてください!